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一人暮しのストーカー対策

連日のようにテレビや新聞で報道される悪質な犯罪。もはや他人事ではありません。
1人暮しならなおさらのこと、日々の生活にすきはないか、被害にあわないようにチェックしましょう。

●ストーカーの基本データをチェック
ストーカーってどんな人間?
ターゲットにした相手を執拗に監視、追跡する人のことをストーカーと呼びます。相手への関心という、誰もが持つ感情が出発点なので、逆に、どんな人がストーカー化してもおかしくないといえます。
ストーカーの目的は?
ストーカーの目的として最も多いのが、一方的な交際の要求です。特に元彼氏や元彼女の場合、一時は気持ちが通じ合っていただけに、感情のコントロールが難しくなります。
また、まったく見知らぬ人に性的関心をもたれるケースもあります。

●ストーカーの手口と対策
1.個人情報を収集する
ターゲットのごみをあさったり、郵便受けから郵便物を抜き取ったりして、プライベートな情報を勝手に集めます。道端に捨てたレシートを拾われることも。
 プライバシーを保護しよう
ストーカーは、相手のプライバシーのすべてを知りたがるもの。請求書や手紙など、住所や電話番号、メールアドレスが記載されているごみは、細かく破ったり、シュレッダーを使って裁断してから捨て雨量にしましょう。郵便受けに鍵が付いていない場合は、自分でつけましょう。また誰にでも気軽に携帯番号やメールアドレスを教えるのも、思わぬ危険を招きます。

2.帰り道をつける
相手を尾行して住まいを特定し、外から監視。すきを見て暗がりに連れ込んだり、部屋に押し入って襲うこともあります。
 毎日同じ経路で帰らない
あなたに興味を持ったストーカーはたいてい下見、尾行、張り込み、待ち伏せをします。毎日同じ道を通ることは、自分の行動パターンを知らせているようなものです。いくつかの帰宅経路を見つけましょう。
 毎日同じコンビニに行かない
コンビニに行くこと自体、一人暮らしを公言しているようなものです。毎日同じ店に通うと興味をもたれる可能性もあります。また弁当など、一人暮らしの人が買いそうなものを夜中に買うのはやめましょう。
 いざというときの為に防犯ブザーを身に着ける
防犯ブザーもあなたを守る防犯グッツの一つです。買うときのポイントは音の大きさです。130デシベル以上の音が出るものがおススメです。

3.エレベーターなどの密室で襲う
エレベーターで二人きりになったところを襲ったり、玄関前までこっそりつけてきて、ドアを開けたと単に押し入ってくるという手口です。
 不審な人が入ってきたすべての階のボタンを押す
マンションのエレベータなどで、明らかに不審な人物と乗り合わせてしまったら、階数ボタンを多めに押して、次に止まった階ですぐに降りましょう。またエレベーターで男性一人しかいないときは見送る余裕も大切です。

4.嫌がらせやいたずら電話をする
無言電話やわいせつ電話、暴言電話を執拗にかけるなど、相手の目の前には現れずに嫌がらせをするパターン。誹謗中傷をビラやメールで相手に送りつけたり、インターネットの掲示板に掲載するというケースもあります。
 「警察に訴えます」ときっぱり告げる
いたずら電話などは相手の反応を楽しむのが目的。感情的にならず、「警察に訴えます」ときっぱり伝えることです。電話があったら、後々証拠として役立つように日時を記録しておきましょう。また、電話はナンバーディスプレイつきがおススメです。
 NTTのサービスを利用する
NTTの「迷惑電話お断りサービス」が便利です。迷惑電話の直後に「1422」をプッシュすると、以後、つながらなくなるというもの。ただし工事費が2000円、毎月の基本料金が、登録件数6件で600円、30件で700円かかります。携帯電話では、各社の撃退サービスと非通知・公衆電話の着信拒否を併用しましょう。
 盗聴・盗撮発見器で部屋中チェック
3000円程度の盗聴・盗撮発見器を1つもっておくもの手です。ただし、通信機器の電波にも反応することがあり不確かなので、心配な場合は専門の業者に頼みましょう。

〜ひとり暮らし完全サポートBOOK(主婦と生活社)〜引用
一人暮らしをしているときにストーカーの被害にあってしまった場合の対処法についてご紹介します。

●ストーカー規制法を活用しよう
ストーカー規制法とは?
付きまといなどの嫌がらせは、従来の刑法では検挙できませんでしたが、これらも罰せられるようになったのがこの法律です。まず、警察の被害者相談室に相談し、それでも不安なら、生活安全課に「警告」または「パトロール」の要請をして。さらに重い「禁止命令」や「罰則」もあります。

規制の対象は「つきまとい等」と「ストーカー行為」
 「つきまとい等」とは
警察では以下のことを「つきまとい等」と定義しています。
・つきまとう、待ち伏せなどの行為
・監視する
・交際を強要する
・ドアをたたくなどの荒々しい行動
・無言電話や嫌がらせのFAXをおくる
・汚物など相手の嫌がりそうなものを送る
・名誉毀損行為を予告する
・性的な羞恥心を害する文書などの送付。
 「ストーカー行為」とは
先に述べた「つきまとい等」を、同じ人物に対し繰り返し行うことを「ストーカー行為」として定めています。

警察に確実に動いてもらうためには
 1.証拠を残す
届いた手紙、メールなどはすべて証拠になります。留守電は消さずに残し、無言電話も日付、時間を記録しましょう。携帯の場合も録音し、日付、時間をメモします。待ち伏せの場合は日時や場所を記録しましょう。
 2.告訴状を書く
確実に処罰してもらうためには、告訴状を自分で書いて、書留で警察に送ることが一番確実です。告訴状を受理すると、警察はすぐに捜査を開始します。告訴状は、被害者と加害者の住所・氏名(加害者のものは不明でも可)、被害の内容、どんな罪を犯しているのかが書かれていれば形式は自由です。

「警告」要請以外にも警察に「援助」を求めることも可能
ストーカーに豹変してしまったのが、元恋人などで、まだ「警告」を要請するのがためらわれる場合に利用したいのが、警察の「援助」。具体的には、
1・身を守るためのアドバイス
2.防犯グッツの貸し出し
3.ストーカーとの交渉場所として警察施設を提供し、交渉に立ち会う
4.交渉についてのアドバイス
5.ストーカー防止に役立つ各種組織の紹介
などです。

犯罪被害の恐れがある相談全般
ストーカーや犯罪や悪質商法など、犯罪被害のある相談は、各都道府県に設置している警察相談室へ。電話番号は局番無しの「#9110」

〜ひとり暮らし完全サポートBOOK(主婦と生活社)〜引用